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古い海軍用受信機、1944年4月28日製造。古いが程度は良い。 MODEL RBL-4 (TYPE CWQ-46230)は、第二次世界大戦中にアメリカ海軍(US Navy)で使用された、非常に高性能な長波・中波用(VLF/LF/MF)船舶用受信機です。 主にナショナル(National Company)によって製造され、艦艇の通信室や陸上の沿岸局で、潜水艦通信やビーコン、気象情報の受信に使用されました。 主な仕様と技術的特徴 当時の受信機としては極めて珍しいTRF(高周波増幅直視形)方式を採用しており、スーパーヘテロダイン方式で発生しがちなイメージ混信を排除する設計になっています。 受信周波数: 15 kHz ? 600 kHz を6バンドでカバーします。 超長波(VLF)から、船舶通信で重要な500kHz帯までを網羅しています。 通信モード: CW(電信)、MCW(変調電信)、AM(音声)。 回路構成: 7本の真空管(6SK7, 6SG7, 6H6, 6K6GT等)を使用。 3段の高周波増幅(RF)と、非常に鋭鋭いオーディオフィルターを備えています。 電源: AC 115V (50/60Hz)。 船舶の電源系統から直接供給できるよう、電源部が一体化されています。 外観・重量: 特徴的な「National」製大型ダイヤルと、堅牢な黒の縮み塗装(リンクルフィニッシュ)のフロントパネル。 重量は約38 kg(84ポンド)と非常に重厚です。 歴史的背景と運用 RBLシリーズ(RBL-1?RBL-6)の中でも、RBL-4は特に完成度が高く、大戦中の海軍通信の要でした。 再生検波の活用: TRF方式に「再生(Regeneration)」を組み合わせることで、狭帯域な電信信号を浮かび上がらせる能力に長けていました。 ノイズ対策: 船舶特有の電気ノイズや、近接する強力な送信機からの干渉に耐えるための厳重なシールドが施されています。 |
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