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PRC-75 送受信周波数 225MHz〜399.95MHz, AM,送信出力3W,50KHzステップ (3500チャンネル). AN/PRC-75は、1960年代後半から1970年代にかけてアメリカ軍で使用された、非常にコンパクトなUHF帯(極超短波)ポータブル無線機です。 これまでのPRC-70番台(背負式の大型機)とは異なり、手持ちサイズ(ハンドヘルド)に近い小型設計が特徴です。 主な特徴と仕様 周波数範囲: 225.0 MHz 〜 399.9 MHz(UHF帯)をカバーします。 チャンネル数: 3,500チャンネルを50kHzステップで切り替え可能です。 通信モード: AM(振幅変調)を使用します。 送信出力: 約1W(公称値)です。 用途: 主に地対空通信(地上部隊から航空機への連絡)や、前線航空管制(FAC)の補助用として設計されました。 運用と背景 設計: シンシナティ電子(Cincinnati Electronics)によって開発されました。当時の技術としては画期的な小型化を実現しており、兵士の胸ポケットや専用のポーチに入れて携帯できました。 役割: 大型で多機能なAN/PRC-71などのバックアップ、あるいはパラシュート降下部隊や特殊部隊が、着陸後に航空機と迅速に連絡を取るための「緊急・局地用」として重宝されました。 後継: 後に、より多機能なAN/PRC-113や、現在も広く使われているマルチバンド機AN/PRC-148 (MBITR) などへと進化していきました。 |
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