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PRC-6/6は、アメリカ軍のAN/PRC-6をベースに、当時の西ドイツが独自に改良を加えてライセンス生産したVHF-FM歩兵用無線機です。 AN/PRC-6(米国版)との主な違い 外観はほぼ同じ「バナナ型」ですが、内部設計や運用能力に大きな違いがあります。 多チャンネル化: 米国版が水晶(クリスタル)交換による1波固定であるのに対し、PRC-6/6はパネル上のロータリースイッチで6チャンネルを切り替えて運用可能です。 回路構成: 米国版は「シングル・コンバージョン・スーパーヘテロダイン方式」を採用。 PRC-6/6は「ダブル・コンバージョン方式」に変更され、選択度や受信性能が向上しています。 コネクタの変更: 米国版ではホーミング(方位測定)アンテナ用だったBNCコネクタの位置が、PRC-6/6では6チャンネル選択スイッチに置き換えられています。 主要スペック 周波数範囲: 47.0 〜 54.4 MHz。 チャンネル設定: 85波の中から任意の6波を水晶交換と再調整で設定可能(各波は100 kHz以上離す必要あり)。 送信出力: 約250 mW。 重量: 約2.2 kg(本体のみ)。 電源: 米国版と同じく BA-270/U バッテリー(またはその互換品)を使用。 画像提供:石橋 賢一 氏 |
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