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PHOTO:MURPHY'S SURPLUS WAREHOUSE AN/PRC-1088は、前述のPRC-1077をさらに進化させた、周波数ホッピング(ECCM)機能を持つVHF帯戦術無線機です。 AN/PRC-119 (SINCGARS)と同等の高い秘匿性を持ちながら、PRC-77の筐体サイズやアクセサリを流用できる「PRC-77シリーズの究極の進化系」といえるモデルです。 主な特徴とスペック 周波数ホッピング (ECCM): 毎秒約100回の高速な周波数切り替えにより、敵による妨害や傍受を困難にします。 周波数範囲: 30.000 〜 87.975 MHz(25kHzステップ、2,320チャンネル)。 操作性: キーローダー(外部装置)を使わずに、フロントパネルから直接ホッピングシーケンスを設定できる利便性を備えています。 出力: マンパック時: 2.5W / 5W の切り替え式。 車載時: 外部増幅器(MT1088等)の使用で最大50Wまで増強可能。 メモリ: 固定周波数を9チャンネル、周波数ホッピング設定を9チャンネル保存できます。 運用の背景 開発経緯: 主にアメリカのDatron (ダトロン)社やRockwell社によって、輸出市場や、既存のPRC-77用インフラを維持しつつ最新の電子戦能力を求める国々に向けて販売されました。 互換性: ケース形状がPRC-77と同じため、古いバッテリーボックスや背負いフレーム、ハンドセットがそのまま使えます。 バリエーション PRC1088: 標準のホッピング/秘匿機能付きモデル。 PRC1088H: ホッピング機能のみ搭載。 PRC1088NH: ホッピング機能を持たない「Non-Hop」モデル(PRC-1077に近い仕様)。 |
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